Squeezerについて
Squeezer Proについて
機能について
トラブルについて

Squeezerとは何ですか?

一般的に、ネットワークアナライザと呼ばれているツールです。LANアナライザ、もしくはパケットアナライザと呼ばれる場合もあります。

Squeezerを使って何ができますか?

ネットワークに流れる情報の収集と解析ができます。用途については特に限定していませんが、例えば以下のような用途に効果を発揮します。
  • ネットワークの障害時に、原因や障害個所を特定したい
  • 自作プロトコルの動作を確認したい
  • 特定のサーバの負荷状況を知りたい
  • プロトコルの動作原理を学習したい
  • CookieやSQL文が正常に送られているか確認したい
具体的な機能については、機能説明ページをご覧ください。

どのようなパソコンで使用できますか?

日本語版Windows2000、もしくはWindows XP、Windows2003 Serverが動作するパソコンで、有線のLANアダプタが搭載されているものであれば、通常は動作します。無線LANアダプタについては動作しないものがあります。また、有線であっても、LANカードによってはごくまれにPromiscuous Modeをサポートしないものもありますので、一度当サイトからダウンロードしていただいて、動作を確認していただくことをお勧めいたします。もし動作しない場合は、弊社までお問い合わせください。

他のネットワークアナライザとの違いを教えてください

Squeezerは、ネットワーク管理者の方々のみならず、ネットワークにご興味を持たれているユーザ様や、ソフトウェア技術者の方が、手軽にお使いいただけて、ネットワークの情報収集と解析をこれひとつで的確に収集できる、という面で他社製品と差別化を図っております。
具体的な特徴といたしましては以下のようなものがあります。
  • フリーウェアである
  • 通信ノードの自動検出及びOS等の情報収集、一元管理
  • 特定ノード、セグメントに対する通信プロトコル、通信先ノードの監視
  • パケットのデコード時に、ベースとなるプロトコルをイーサネット、IP、TCPの中から選択して解析可能
  • HTTPヘッダ、SQLを自動的に抽出して一覧表示
  • Ping、Traceroute、ポートスキャン等のネットワーク情報収集ツール

メールのパスワードまで見られるということは、悪用される可能性があるのではないですか?

これはSqueezerだけの問題でなく、一般的に言えることなのですが、パスワードなどのデータがそのまま平文でネットワークを流れる場合、このようなツールを使用することで、他人がデータを盗み見ることが可能であるということを広く認識していただく必要があると思います。現在、パスワードを暗号化する仕組みなど、セキュリティを確保するためのあらゆる代替手段が開発されており、そのような手段を用いることで比較的容易に悪用は防ぐことができると考えます。また、スイッチングハブを導入することにより、データが通信と無関係な端末に流れるのを極力防ぐことができます。

マニュアルはありますか?

PDF形式でマニュアルを提供させていただいております。Squeezer本体をダウンロードしてインストールしていただくことで、マニュアルも同時にインストールされます。紙のマニュアルはご提供しておりません。

製品サポートはどのように行っていますか?

フリーウェアのため、基本的には製品サポートは行っておりません。不具合のご報告は下記アドレスまでお願いいたします。

Squeezer Proにアップグレードする方法を教えてください。

ライセンスご購入後、Squeezerを起動して、「ヘルプ(H)」メニューの「ライセンス登録(R)」より、ライセンスの登録を行ってください。別途ソフトウェアをインストールする必要はありません。

売掛はできませんか?

基本的にはできません。ライセンスをまとめてお買い求めの場合は、別途ご相談させていただきますので弊社までご連絡ください。

Squeezerとの違いは何ですか?

Squeezerはデコーダが起動している間は、新たなキャプチャ処理を行ったり、ファイルからキャプチャデータを開いたりすることができません。Squeezer Proにアップグレードすることによって、キャプチャデータを複数同時にデコード(解析)することができるようになります。また、ソフトウェア開発者向けの機能として、HTTPプロトコルのパケットからHTTPヘッダを抽出する機能やOracle TNSプロトコルのパケットからSQLを抽出する機能、及びポートスキャン機能が使用できるようになります。

製品サポートはどのように行っていますか?

ご購入いただいたお客様に対しては、電子メールにて、製品サポートを行っております。アップグレードに関するお問い合わせ以外、お電話でのサポートは受け付けておりません。

請求書や領収証は発行してもらえますか?

領収証の発行のみ可能です。詳しくはベクターのWebサイトをご覧ください。

ライセンス証書は発行してもらえますか?

現在のところ、ライセンス証書は発行しておりません。ライセンス情報が記載されたメールは大切に保管してください。

ネットワークがスイッチングハブで構成されている場合、他のコンピュータが通信した情報を取得できないのでは?

外部に公開しているサーバをまとめて監視したいというような用途であれば、ミラーポートのあるスイッチをご使用になるのが有効だと思われます。またスイッチングハブやルータを超えたネットワークの監視につきましては、Netpluckの導入をご検討ください。

ルータを超えた他セグメントの監視はできませんか?

上記と同様に、他セグメントのノード(端末)については、Squeezerがインストールされているコンピュータ、もしくはSqueezerがインストールされているコンピュータとリピータハブで接続されているノードとの通信しか取得できません。

取りこぼしはないんですか?

ご使用のコンピュータのスペックや、ご使用になる機能などの状況にもよりますが、100Mbpsまでの環境であれば、通常のご使用には問題ないと思います。

ノードエクスプローラに検出できるのはパソコンだけですか?

Squeezerがインストールされているコンピュータと、イーサネットまたはTCP/IPで通信できるすべての端末が対象となります。ネットワークプリンタや、ファイヤーウォール、ルータなども含まれます。また、パソコンの場合もOSには依存しません。

長期にデータを収集して、トレンドを得たいのですが。

製品の性質上、数週間、数ヶ月というような期間のトレンドを分析したり、パフォーマンスを管理するといったような用途にはあまり向いているとはいえませんが、Squeezerが出力するキャプチャログをログアナライザを使用して解析することによって、時系列的な端末別、プロトコル別のトラフィックを集計することが可能です。ログアナライザは当サイトのダウンロードページからダウンロードすることができます。

IPv6に対応していますか?

デコード機能のみ、IPv6に対応しています。

何種類のプロトコルを解析できますか?

Squeezer バージョン2.0でデコード(解析)可能なプロトコルは次の31種類です。

■データリンク層
Ethernet II,Ethernet IEEE802.3

■ネットワーク層
IPv4,IPv6,ARP,IPX,CDP,STP

■トランスポート層
TCP,UDP,ICMP,ICMPv6,IGMP,SPX

■アプリケーション層
RIP,HTTP,POP3,SMTP,ECHO,DNS,DNS Zone,TIME,TELNET,Oracle TNS,FTP,NetBIOS Name Service,NetBIOS Datagram Service,NetBIOS Session Service,CIFS,DHCP,SSDP

Squeezerが起動できません

無線LANアダプタを搭載した一部のコンピュータにおいて、QoSパケットスケジューラを使用する設定になっていると、Squeezerが起動できないことがあります。無線LANアダプタを一時的に使用しない設定にするか、ローカルエリア接続のプロパティ画面にて、無線LANアダプタの接続に対してQoSパケットスケジューラのチェックを外してください。

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