Netpluckについて |
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ライセンス・価格について |
Netpluck Probeについて |
Netpluck Serverについて |
その他 |
Netpluckとは何ですか? |
Netpluckは、遠隔地からLAN、WAN、インターネットを通じた『リモートネットワークの監視・解析』を容易に実現する製品です。 複数拠点のネットワークに配置されたプローブ(Netpluck Probe)が、ネットワークに流れるパケットを収集・解析し、情報を逐次Webサーバ(Netpluck Server)に送信します。データをWebサーバに集約することによって、離れた場所からWebブラウザひとつでネットワークの集中監視を行うことができます。 |
ファイアウォールやインターネットを超えた場所からでもネットワークを監視できますか? |
Netpluckは完全なWeb型のシステムです。Netpluck ServerにHTTP(もしくはHTTPS)プロトコルでアクセスできる環境であれば、ファイアウォールやインターネットを経由して、離れた場所からWebブラウザを使ってネットワークの監視が可能です。 |
ファイアウォールやインターネットを超えて、Netpluck ProbeからNetpluck Serverにデータを送信することはできますか? |
Netpluck ProbeとNetpluck Serverとの通信にもHTTPもしくはHTTPSプロトコルが使用されます。 間にファイアウォールやインターネットが存在する場合であっても、Netpluckでは常にNetpluck ProbeからNetpluck Serverに対してコネクションが張られるため、ファイアウォールの設定を別途変更することなく、Netpluck ProbeからNetpluck Serverへデータを送信することができます。 Netpluck Probeへの指示はすべて、通信要求に対する応答としてNetpluck Probeへ送られます。 |
監視対象となるパソコンすべてにソフトウェアをインストールする必要がありますか? |
一般的なエージェント型のネットワーク監視システムと異なり、監視対象となるコンピュータ、ネットワーク機器に別途ソフトウェアをインストールする必要はありません。 |
1台のNetpluck Probeでどのような範囲のネットワークを監視することが可能ですか? |
Netpluckにおいては、物理的にNetpluck Probeがインストールされたコンピュータのネットワークカードに到達するパケットしか収集することができません。従って、現在普及しているスイッチングハブを利用したネットワークにおいては、セグメント内に流れるすべてのパケットを収集して解析することはできません。 Netpluckはポートミラーリング機能(SPAN機能)付きのスイッチングハブと併用してお使いいただくことを推奨しています。これによって、スイッチングハブにおける任意のポートに流れるパケットをすべてNetpluck Probeで監視することができるようになります。 インターネットとの出入口やWAN拠点間の接続個所など、ネットワークの基幹となる部分に設置していただくことによって、より効果的なネットワーク監視が実現できます。 |
MRTGやSnortとの違いを教えてください。 |
NetpluckはMRTGのようなSNMPベースのネットワーク監視システムと異なり、監視対象となるネットワーク機器が限定されません。またネットワークに実際に流れるデータを元にして監視を行うため、SNMPでは収集できない、通信端末やプロトコルに関する詳細な情報を取得することが可能です。また、障害や不正アクセスの可能性のあるパケットを検知できるのも大きな特徴です。 Snortはネットワーク型の侵入検知システム(IDS)です。基本的な情報の収集方法はNetpluckと同じですが、Snortが不正アクセスの検知に特化した製品であるのに対し、Netpluckはさまざまな角度からネットワークを分析し、視覚化することを目的としています。 またNetpluckはWebによるネットワークの集中監視を念頭に置いており、データを収集するプローブとデータを一括管理するWebサーバとを別々に配置することができるようになっています。 |
Netpluck ServerとNetpluck Probeとを同一のコンピュータにインストールすることは可能ですか? |
可能です。 ただし、Netpluck Probeサービスのスタートアップの種類を「自動」にしている場合、起動時にWindowsのエラーイベント イベントID:722「Netpluck Probe Serviceは起動時に停止しました」 が発生することがあります。動作には支障ありません。 |
Netpluck ProbeからNetpluck Serverへ送られるモニタデータのサイズはどれくらいですか? |
ネットワークの利用状況や個別モニタの設定にもよりますが、一度の通信で2KB〜100KB程度となります。 |
マニュアルはありますか? |
PDF形式でマニュアルを提供させていただいております。紙のマニュアルは同封しておりません。 |
製品サポートはどのように行っていますか? |
電子メールでの無償サポートの他、有償でのサポートサービスを用意しております。 サポートサービスには、製品のお問い合わせ受付の他、バージョンアップ情報、バージョンアップモジュールのご提供などが含まれます。 |
ライセンスの形態を教えてください。 |
基本構成では、Netpluck Serverライセンス及び1台分のNetpluck Probeのライセンスが付属しています。接続するNetpluck Probeの個数に応じて追加ライセンス必要となります。 また別途、障害監視、セキュリティ監視、アプリケーションサーバ監視の各オプション機能のライセンスが用意されています。 詳しくはこちらまでお問い合わせください。 |
プローブごとにオプション機能のライセンス購入が必要ですか? |
オプション機能はNetpluck Server毎のライセンスとなりますので、プローブごとにご購入いただく必要はありません。 |
導入後にライセンスの追加は可能ですか? |
可能です。 HASPキーのメモリをアップデートする必要がありますので、HASPキーを弊社までお返しいただくか、弊社からお送りするアップデートプログラムにより、お客様自身でメモリのアップデートを行っていただくことになります。 |
製品の価格を教えてください。 |
基本構成で432,000円(税込)〜となっております。詳しくはこちらまでお問い合わせください。 |
どうすれば購入できますか? |
弊社まで直接ご注文ください。見積書、請求書、領収証の発行も可能です。 |
Netpluck Probeをインストールしたコンピュータ以外が送受信したパケットを取得できません。 |
スイッチングハブのポートミラーリング機能(SPAN機能)を使用してください。 リピータハブを利用する方法もありますが、通信が半二重となるため特殊な用途以外はお勧めできません。 こちらも合わせてご覧ください。 |
パケットの取りこぼしはありませんか? |
トラフィック量やコンピュータの性能、使用している機能に依存します。 Netpluckは100Mpbsのネットワークにおいて取りこぼしなくご利用いただけることを念頭に置いて設計されています。ただしキャプチャ機能の使用中(新規キャプチャを開始をしてから、キャプチャが完了してファイルがNetpluck Serverにアップロードされるまでの間)は処理性能が低下しますので、たくさんのキャプチャを同時に実行させることはなるべく避けてください。 |
処理負荷はどれくらいですか? |
トラフィックの状況やコンピュータの性能、使用している機能などによって異なります。 大量のトラフィックを処理している場合にはCPUの使用率が100%近くになることもあります。オフィス内で利用される一般的なクライアントコンピュータにインストールされる場合、通常の状況では大きな処理負荷が発生することはほとんどありません。 |
ハードウェア一体型での提供はありませんか? |
ハードウェア一体型でのご提供も行っております。詳しくはお問い合わせください。 |
SSLに対応していますか? |
Netpluck Probeとの通信、ウェブブラウザとの通信共に、SSLに対応しています。 SSLを有効にするには、適宜IIS側でSSLの設定を行ってください。 |
プロキシサーバを経由したアクセスに対応していますか? |
Netpluck Probeとの通信、ウェブブラウザとの通信共に、プロキシサーバを経由したアクセスに対応しています。 |
使用するユーザを限定することは可能ですか? |
ユーザIDとパスワードによる認証の他、ユーザごとにアクセス可能なIPアドレスやドメイン名、ログイン可能な時間帯を設定することができます。 ユーザごとに参照可能なプローブを限定することも可能です。 |
ノードやプロトコルなどの履歴の一部が失われてしまうことがあります。 |
Netpluck Serverでは設定された集計間隔が経過するたびに、それまで集計したモニタデータを履歴としてファイルに保存します。システムの再起動時にはこれらのファイルを読み込むことによって、履歴を復元できるようになっています。 またシステムの停止時にも、現在集計中のモニタデータをファイルに保存し、次回起動時にはそれまでの集計を途中から引き継ぐことができる仕組みになっています。 しかしIISによるワーカープロセスのリサイクル機能が働くと、元のシステムのインスタンスが停止する前に、新しいインスタンスが起動してしまうことがあります。この場合、現在集計中のデータは新しいインスタンスに引き継がれないため、履歴データの一部が失われてしまいます(すでに保存されている履歴データは失われません)。 これを防ぐためにはワーカープロセスのリサイクルを行わないようにするか、集計間隔の直後にリサイクル機能が働くようにIISの設定を行ってください。 |
Netpluck Analyzerとは何ですか? |
Netpluck Analyzerはネットワーク情報の収集、解析のためのより操作性の高い、統合的な環境を実現したスタンドアロン型のネットワークアナライザです。プロトコルアナライザ、LANアナライザと呼ばれることもあります。 NetpluckからダウンロードしたキャプチャファイルをNetpluck Analyzerに読み込ませることによって、リモートのネットワークに具体的にどのようなデータが流れたのか、パケットの詳細な情報を解析することができます。 もちろん、Netpluck Analyzer単独でもご利用いただけます。 |
HASPキーとは何ですか? |
HASPは株式会社アラジン様より発売されている、ハードウェアタイプのソフトウェアプロテクトキーです。 Netpluck ServerがインストールされたコンピュータのUSBポートに製品に同封されたHASPキーを挿入することによって、Netpluckのプロテクトが解除されます。 Netpluck Serverは起動時にHASPキーのメモリからライセンス情報を読み取り、接続可能なプローブ数や、オプション機能の有無といった情報を取得します。 |
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